寸又峡「夢の吊り橋」駐車場料金や場所を解説。観光の感想も写真付きでまとめ!
静岡の観光スポット・寸又峡「夢の吊り橋」へ、11月の上旬に紅葉も兼ねて観光に行ってきました。
夢の吊り橋は思っていた以上に静岡の山奥にありましたが、絶景スポットと言われるだけあって、その美しい景色はとても見応えがあり、とてもよい思い出ができました。
そこで今回は寸又峡のアクセス、駐車場料金や駐車場の住所や場所、紅葉の見頃や混雑状況についてまとめてみました。
また夢の吊り橋を渡った感想や、各スポットを写真付きで解説していきます。
寸又峡の基本情報や感想などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
なおレポート内容は新型コロナウイルス流行前のものです。状況が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
目次
夢の吊り橋の概要
・寸又川を堰き止めている大間ダムにまたがるつり橋で、 高さ8メートル、長さ90メートル。
・「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋10選」に選ばれており、国外からも人気のスポット。
・寸又峡プロムナードコース、グリーンシャワーロード、外森山ハイキングコースの3つのハイキングコースがあり、いずれも所要時間は1時間半~2時間程度。今回ご紹介するのは寸又峡プロムナードコース!
・秋は紅葉の名所として人気の観光スポット!
車でアクセスする際に知っておきたいこと
寸又峡は、公共交通機関を使ってはやや行きにくい場所にあるので、車でアクセスする人も多いと思います。
ひたすら山道を走っていった先にあり、静岡の山奥にあります。
車でアクセスする際に知っておきたいことをまとめてみました。
アクセス
【電車の場合】
大井川鉄道「千頭駅(せんずえき)」から、寸又峡行き大井川鉄道バスで約40分
【車の場合】
東名高速道路・静岡ICから国道362号線経由で約90分
東名高速道路・相良牧の原ICから約2時間
新東名高速道路・島田金谷ICから約90分
新東名高速道路・静岡SAスマートICから約90分
渋滞情報
訪れた11月上旬はまだ紅葉のピークではありませんでしたが、週末だったのでアクセスの途中、渋滞にはまりました。
寸又峡までは一本道なので、みな同じ道路を使うのです。
駐車場の台数もそれなりにあるものの、周辺の道は狭い上に、駐車場前にも少し渋滞ができていたので、時間には余裕を持って出かけると安心できるでしょう。
駐車場の営業時間
基本的にお店などの駐車場ではない限り、24時間開放されています。
紅葉などの混雑が予想されるシーズンは、午前中の早い時間から散策を楽しんでみることもおすすめです。
駐車場料金
駐車場は寸又峡の入り口近くにあり、1回500円で利用できますが、紅葉の時期は特に混雑している可能性があります。
混雑が予想される場合は、寸又峡温泉入り口の大駐車場に車をとめることをおすすめします。
寸又峡温泉入り口の大駐車場は、合計で約800台用意されています。
寸又峡温泉入り口の大駐車場は普段は無料ですが、ゴールデンウィークや紅葉のシーズンは有料となり、1台あたり1回500円となります。寸又峡温泉入り口の大駐車場については次のコーナーでご案内していきます。
駐車場の場所を地図で解説
このコーナーでは寸又峡の駐車場を地図で解説していきます。
大型駐車場や、寸又峡の入り口に近い駐車場などをご紹介していきます。
大型駐車場
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭
上記の住所だとアバウトな場所になってしまう可能性があるので、【歓迎 寸又峡温泉】と書かれた看板があるのでこちらを目指していくと分かりやすく、看板の後ろが駐車場になります。
温泉街の入り口にあり料金は1回500円ですが、閑散期などは無料で利用できます。
寸又峡の入り口までは徒歩7.8分歩きますが、寸又峡でもっとも大きい駐車場で紅葉のシーズンなどは予めこの駐車場を狙っていくこともおすすめです。
ここから先はかなり道が狭くなるので、運転に不安な方はここの駐車場を利用するとよいでしょう。
なお現在ご紹介しているのは紫色のピンの駐車場ですが、紅葉などの混雑時には赤色のピンの駐車場も利用できます。
旧大間小学校グランド駐車場
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭
廃校となった小学校のグランドが駐車場として開放されています。前述した大型駐車場よりも寸又峡入り口に近い場所にあるので、混雑していない時期であればこちらの駐車場を狙っていくこともおすすめです。
長島園の駐車場(入り口に近い駐車場)
〒428-0411 静岡県榛原郡川根本町千頭361−3
地図上はバス停になっていますがバス停前に長島園があり、寸又峡の入り口に近い駐車場です。実際にこちらを利用しましたが、無料で利用させてくれました。寸又峡の入り口に近いのであまり歩きたくない人におすすめです。お茶だけではなくソフトクリームやジュースなどもあるので、休憩に利用してもよさそうです。無料といってもやはりお店の駐車場なので、何か購入した方がベターですね。ただ行楽シーズンや紅葉の時期は有料になる可能性もあるので、現地で最新情報をご確認下さい!
夢の吊り橋までのルート(寸又峡プロムナードコース)
案内書でまずはマップを手に入れて、いざスタートです。
すぐに夢の吊り橋があるというわけではないんですね。
入口から夢の吊り橋までは、駐車場から片道約30分~40分です。
途中にはお手洗いやベビーカーの貸し出しなどもありました。
天子のトンネル
夢の吊り橋までは舗装されている道を歩くので、とても歩きやすいです。
入口から歩いて10分くらいすると、まず見えてくるのが 長さ210メートルの天子のトンネル。
トンネルの中はやや薄暗く水が溜まっているので、両脇の歩道を歩いていきます。
ちなみにこのトンネルは無病息災にご利益があると言われているそうです。
夢の吊り橋の渋滞と待ち時間
そろそろ夢の吊り橋と思いきや、何やら人混みが・・・。
そう吊り橋はスタッフの方が橋の手前で人数をコントロールしており、 一度に渡れる人数は10名までと限られているので待ち時間が発生します。
紅葉の時期だったので30分ほど待ってやっと渡ることができました。
紅葉がピークの頃は1~2時間ほど待つこともあるので、時間には余裕を持ってお出かけすることをおすすめします。
吊り橋を渡る際に注意したいこと
・混雑しているときは一方通行となるため、途中で怖いから引き返すということができないので無理のない計画をしましょう。
・足場の悪いところもあるので、履き慣れたスニーカーなど、歩きやすい靴をおすすめします。
・外灯がないので、明るい時間に楽しめるように時間に余裕を持っていきましょう。
・吊り橋を渡る前であれば、途中の分かれ道で飛龍橋に行く方を選択すれば、飛龍橋から夢の吊り橋を一望できます。子連れや高齢者の方はこちらの方を検討してみるのもよさそうですね。
吊り橋を渡った感想
遠目で見たよりも実際に渡るとけっこう揺れたので、大人でもちょっぴり怖かったです。
確かに人数制限をしないと、重さが心配だと思いました。
しかしその眼下に見える風景は、絶景そのもので、ダム湖のブルーと周囲の紅葉のコントラストがきれいでした。
1歳の子どもは自分の足ではとても渡れる感じではないので、抱っこ紐で行きました。
何とか渡ることはできましたが、橋の先はかなりの急な階段が待ち受けていて、そこが一番大変でした。
夢の吊り橋を渡ったあとは・・・
夢の吊り橋を渡り終えて、一息ついている暇もなく急な階段が見えてきます。
紅葉の時期は基本的に引き返すことができないので、この階段をのぼるしかないのですが展望台まであと少し、ふんばりどころです。
304段の急な階段
吊り橋を渡った後は304段の急な階段が待ち受けています。
尾崎坂展望台まで続いており、ここを頑張れば、絶景を楽しむことができます。
階段には「くろう坂」など、ユニークな名称がつけられていました。
途中には「やれやれどころ」などの休憩スポットがあるので、自分のペースで、休み休みいくといいですね。
尾崎坂展望台
304段の階段を登った先に、展望台があります。
展望台からの景色は夢の吊り橋からの方が正直きれいだなと思いましたが、周囲の山々を一望できます。
展望台には昔の車両が展示されており、自動販売機やトイレなどもありました。
お弁当を持参して食べている人もいたので、景色を見ながらお昼を食べてもよさそうです。
そこから帰り道は、舗装されている道を歩いていくことができます。
やはり一番ハードに感じたのは304段の階段でした!
紅葉について
見頃は例年11月中旬~下旬。訪れたときは11月のはじめだったので、まだ3分くらいしか楽しむことはできませんでした。
少し早かったみたいですね。
ただ紅葉のピーク期は吊り橋を渡るのに2時間くらい待つこともあるので、そう考えれば少し時期をずらしていくのもいいかもしれません。
寸又峡温泉について
寸又峡へ行こうと計画したのは1か月前。週末ということもあり、寸又峡温泉の宿はすべて満室でした。
もともと温泉としての規模が小さく、宿の数もあまり多くないので、特に紅葉やゴールデンウィークの時期は早めの予約がベターです。
周辺にも温泉宿があまり多くないので、我が家は少し離れた倉見温泉に宿を取りました。
寸又峡からは車で1時間半ほどですが、秘湯感たっぷりの温泉でした。翌日は掛川エリアの観光も楽しめたのでおすすめです。
まとめ
紅葉のシーズンは周辺道路の渋滞、駐車場の渋滞、吊り橋の渋滞と、とにかく渋滞を避けて通ることはできません。
朝いちばんに到着できるように、しっかりと計画を立てていくことをおすすめします。
※記事内容はレポート時点の情報になります。お出かけの際は最新の内容をご確認下さい。