【恵利原の水穴(天の岩戸)】無料駐車場・アクセス・見どころまとめ!

天の岩戸伊勢神宮をお参りした帰りに、少し時間が余ったので予定にはなかった恵利原の水穴(天の岩戸)に行ってきました。

伊勢神宮からは車で20分ほど、伊勢市に近い志摩市に入ったすぐのところにあります。

何気なく訪れたのですが、恵利原の水穴(天の岩戸)は期待して以上に見ごたえがあり、伊勢の帰りに立ち寄れたことにいいご縁を感じました。

ちょうと9月の暑い日だったので、清涼感たっぷりでとてもすがすがしい気分になれました。

ここ恵利原の水穴は、パワースポットともいわれているようで、天の岩戸伝説や禊滝など、数々の言い伝えも残されています。

今回は、恵利原の水穴のアクセス、見どころや感想をまとめてみました。

※レポート内容はコロナウィルス流行前のものです。状況が異なる場合もありますので、最新の情報をご確認の上お出かけください。

3秒で分かる!恵利原の水穴の概要

・天照大御神がお隠れになった天の岩戸伝説が伝わる、洞窟がある。

・岩穴からはコンコンと水が湧き出ており、名水100選に選ばれている。

禊滝と呼ばれるかつて修行を行った滝がある。

アクセス情報

伊勢道路(32号線)から山道に入り、5分ほどの場所にあります。

周辺の道路はやや細いクネクネとした山道で、周辺に看板が少ないので事前にしっかりと地図で確認していくことをおすすめします。

32号線から山道に入り、車で一の鳥居と二の鳥居を抜けた先に駐車場がありました。駐車料金は無料で20台ほどのスペースがありますが、土曜日の午後でも半分ほどしかとまっていませんでした。

周辺の道が細いため大型バスなどが入ってくることができず、基本的に個人で訪れる人が多いので、観光地化されていないのがよかったです。駐車場にはきれいなお手洗いも完備されていました。

住所:〒517-0209 三重県志摩市磯部町恵利原

<一言アドバイス>

上記の住所だとややアバウトなので、カーナビが混乱することがあります。

実際にカーナビで設定してもなかなかたどりつけず、周囲をうろうろしてしまいました。

まずは下記の地図を参考に、駐車場への入り口を見つけることがポイントです。

32号線から下記地図の「天の岩戸口」から狭い道に曲がり、3分ほど行くと駐車場が見えてきます。

見どころ

恵利原の水穴に行ったのははじめてだったのですが、水のきれいな場所でもあり、清涼感もあり、森林浴もできて、まさに自然のパワーをたっぷりと体感できました。

おすすめポイントを写真付きでまとめてみました。

駐車場からの道のり

恵利原の水穴

駐車場からは木立の中を7~8分ほど歩いていきます。

少し上り坂ですが、道は整備されています。凛とした空気が漂い、別世界への道のりのようでとても神秘的な雰囲気に包まれていました。

人が少ないのでのんびりと歩きながら、天の岩戸へ向かう時間がとてもいいものに感じられました。

鳥居

恵利原の水穴の鳥居

いよいよ近づいてくると道が少し狭くなり、鳥居が見えてきました。

ところどころに石碑や灯籠などがあって、雰囲気があります。

ここは三の鳥居と呼ばれ、車で通ってきた一の鳥居と二の鳥居とつながっているそうです。

ここまでくると空気がひんやりしてきて、まさにパワースポットなのだなと感じずにはいられません。

三重ってほんとにいいところがたくさんあるだな~としみじみ感じてしまいます。

鳥居を過ぎて2分ほど歩くと、恵利原の水穴の看板が見えてきます。

天の岩戸禊滝

天の岩戸禊滝

恵利原の水穴の看板に目をやっていると、何やら水の音がする!と思いきやなんとも涼しげな滝があるではありませんか!

滝といってもさほど大きくはありませんが、手前は池になっていました。

かつてここをお参りした人が禊をしたのでしょうか・・・。

滝の水をさわってみると、冷たくてとっても気持ちがいい!

滝のまわりには無数の石が敷き詰められており、普通の滝とは確かに異なる雰囲気がありました。

階段を上って本殿へ

天の岩戸の階段

天の岩戸禊滝の右側に本殿へつながる階段があるので、そこを上っていきます。

階段を上っていると、先ほどの禊滝が左側にあり、階段の先にはまた一つ鳥居が見えるのが分かります。

鳥居はなんとも古めかしい雰囲気で、天の岩戸までもう少し。テンションも高くなってきます。

天の岩戸に到着

恵利原の水穴(天の岩戸)

さっそく目に飛び込んできたのが、天の岩戸と2本の竹筒から勢いよくでてくる水です。

天の岩戸は天照大神が住まわれた場所として知られていますが、洞窟の薄暗さがとてもリアルな雰囲気を醸し出していました。

天の岩戸の前には周囲の岩に支えられるようにして立つ小さな鳥居があり、まさに伝説に相応しい雰囲気です。

鳥居の前に立つと中からなんともひんやりとした空気が出てきて、鳥居の先は別世界が広がっているようなことを想像してしまいます。

水の音や神秘的な空気が身体全体に巡ってきて、特別な場所であることを実感できます。

竹筒から流れ出る石清水は、名水百選に選ばれており、柄杓もあって実際に持ち帰ることもできるので、ペットボトルなどを持っていくのもおすすめです。

この水は現在も一日3万トンもコンコンと湧き出ているそうで、水量もたっぷりとありました。

まとめ

恵利原の水穴(天の岩戸)は伊勢神宮から近い場所にあるにもかかわらず、観光客が少なく穴場な雰囲気がとてもよかったです。

自然をパワーをチャージできるような凛とした空気に包まれていて、とても不思議な感覚さえ感じました。

1時間もあれば観光できるスポットなので、伊勢神宮の帰りに立ち寄ってみれば、三重の素敵な思い出がまた一つ増えることでしょう。

※記事内容はレポート時点の情報になります。お出かけの際は最新の内容をご確認下さい。